「交通事故＝むちうち」というイメージを持たれている方は多いと思います。

いわゆる「むちうち」とは、簡単に言うと頚椎の捻挫状態です。

足を捻挫するのと同様に、予期できない事故の衝撃で頚椎（首の骨）が激しく前後左右に振られ捻挫してしまいます。

そもそも、首はボーリング球ほどの重さがある頭を支えているということもあり、前後に振られやすいのです。

しかし、事故直後は脳内で放出されるホルモンが放出されるため、それによって痛みを感じないことが多いのです。したがって、「事故直後は痛くなかった」「1週間ほどしてから症状が出た」とおっしゃる方が多いのもむちうちの特徴です。事故直後は、痛みの有無に関わらず医療機関を受診することが大切です。

むちうちになったからと言って、直接的に死に至るということはありません。

しかし、様々な症状を起こすことは間違いなく、そのまま放置することは大変危険です。

ダメージを負っている部位が“頚椎”にあるのが最たる理由です。

頚椎は重要な神経が通っているほか、胸椎、腰椎、仙椎と繋がっていて身体全体を支えています。頚椎周辺の調和が乱れると身体全体のバランスに波及します。

例えば、筋肉が硬くこわばって神経や血流を圧迫し、頭痛、めまい、耳鳴り、冷え、しびれなどのさまざまな症状が現れ生活にも支障をきすようになるのです。

放置せず早期の段階で治療を始めることをお勧めします。

一口に「むちうち」と言っても、その症状、期間、痛みの感じ方それぞれです。そこで、医療機関であれば個々の状態に合わせることはせず、始めから3ヶ月～半年程度を一区切りとして考え、症状の改善有無に関わらず治療を終了してしまうことがほとんどです。

それに対し、当院で行っているむちうち治療は、患者様の身体状態を見極めながら状態に応じて行うため、治療方法や期間も異なります。

当院では、事故の衝撃を受けた首以外も検査させていただき、痛みの根源を見つけ出し、丁寧にアプローチいたします。

治療のほかにも、慣れない保険会社とのやりとりについても手厚くサポートさせていただきます。当院では、患者様が治療にのみ専念できる環境を整えてお待ちしております。

まずはお気軽にご相談ください。